【酒好きの言い訳!】赤ワインのポリフェノールだけじゃない?ワインが身体に良い科学的な理由と美味しいワイン5選

赤ワインは体に良いなんて言うけど

どうして?

アルコールはどれも体によくないんでしょ?

確かにアルコールは飲み過ぎは注意が必要だけど、

ワインが体に良い理由には科学的な根拠があるのだ!

ワインソムリエのたぬき

なんとなくじゃないんです!

ワインを飲むべき理由を、科学的根拠に基づいてきちんと解説します。

とにかく美味しいワインが知りたいひとは 冒頭スキップ

 

【検証①】低糖質は本当か

ダイエットでカットされるお馴染みの成分「糖質」。

「ワインは糖質が低い」なんてことを聞くこともありますよね。

文部科学省の日本食品標準成分表では生のぶどうの糖質は15gもあるのに対して、ワイン100gあたりの糖質は赤ワインで1.5g白ワインでは2.0gですから、ブドウそのものを食べるよりも低糖質です。

ビールに含まれる糖質は100mlあたり3.1g(黒ビールは3.6g)、日本酒は4.9gですから、ワインは他のお酒と比較しても低いことが分かります。

    

ワインの糖質が低いワケ

ぶどうにあったたくさんの糖質はどこにいったのでしょうか。

その答えはワインを作る工程にあります。

ワインは、ぶどうに含まれるブドウ糖をエネルギーにして発酵させたものです。

この過程で、糖はエタノールと二酸化炭素に変わってしまいます。

ワインに糖質が少ないのは、発酵するときに使ってしまうからなんです。

糖質0の焼酎とウイスキーにも勝てるワケ

ワインが低糖質であることはわかりましたが、お酒の中には糖質を一切含まないものがあります。

それが蒸留酒と呼ばれる焼酎やウイスキーです。

焼酎やウイスキーは糖質がありません。つまり「糖質ゼロ」なんです。

低糖質のワインも糖質ゼロには敵いません。

しかし、糖質以外に着目するとどうでしょう。

表を見て分かる通り、焼酎やウイスキーには圧倒的なカロリーがあります。

焼酎とウイスキーに比べるとワインのカロリーは約1/3です。

他にも、無機質のひとつであるカリウムの量もワインの圧勝です。

全体的なバランスではワインの方がダイエット向きであることがわかります。

 

【検証②】ワインにはどんな成分がどのくらい入っているのか

ワイン (特に赤ワイン)が体に良いとされている理由のひとつにポリフェノールが挙げられます。

このポリフェノールって一体なんなのか、どんな成分が入っているのかを検証します。

「ポリフェノール」

ポリフェノールとは

たくさんの(=ポリ)、フェノール類の植物成分(=フェノール)と言う意味。

フェノール類の数は5,000種類以上。

植物の色素や苦味成分で、細胞の生成や活性化を助ける働きをする。

有名なものではカテキンイソフラボンクロロゲン酸などがある。

ワイン100mlに含まれるフェノール全体の量は品種や製法によって大きな差が出ます。

  • 白ワイン 約30〜40mg
  • 赤ワイン 約130〜190mg

天然ポリフェノール入りを謳った美味しいワイン

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フェノール類のひとつ「アントシアニン」

全フェノールの約1/5を占めるアントシアニンは種子に多く含まれているため白ワインよりも赤ワインに多く含まれます。

ブルーベリーなどにも多く含まれ、目に良いことで広く知られていますが、他にも効能が期待されています。

  • 筋疲労の抑制
  • 抗酸化作用
  • がん予防効果
  • 血小板凝集阻害作用

などが明らかにされています。

ブルーベリーで有名なわかさ生活は「ピント調節力を改善することで目の疲労感を和らげること」という機能性を表示するにあたり、摂取したほうがいいアントシアニンの量を1日40~172.8 mgと算出しています。

フェノール類のひとつ「タンニン」

ワインの強い渋みの要因になる物質です。

渋みを感じるのは、タンニンが口の中のタンパク質と結びつき変化する性質によるものです。

このタンパク質を変化させる性質を利用して、タンニンは皮のなめしにも使われています。

この変化が体内でも起こることで、腸の粘膜を収縮させて下痢を改善させたり、組織を収縮させて肌のきめを整えたりする作用が期待されています。

ワインを作る過程で熟成させても腐らないのはタンニンの持つ強い抗菌作用によるものです。

  • 体臭予防(強い殺菌作用で消臭効果がある)
  • 細胞の老化防止(抗酸化作用により活性酸素を抑制させる

同じくタンニンを多く含む飲食物にはコーヒー、緑茶、紅茶、柿などがあります。

コーヒーには100mlあたり110mgのタンニンが含まれています。

柿タンニンは、体臭の消臭効果が謳われているサプリメントとして多く流通しています。

「アミノ酸」

タンパク質の元になるアミノ酸。人の身体は20種類のアミノ酸からできていると言われています。

この20種類のアミノ酸は、飲食物からしか摂取できない必須アミノ酸と体内でも合成できる日非必須アミノ酸に分けられます。

ワインに含まれるアミノ酸は11,000mg前後です。

必須アミノ酸は9種類、非必須アミノ酸は11種類ありますが、ワインはそのほぼ全てを含んでいます。

「カリウム」

カリウムの含有量が他のお酒の比べるとダントツで多いのがワインです。

中でも赤ワインには110mgも入っています。

赤ワイン・・・110mg

白ワイン・・・60mg

ロゼワイン・・・60mg

1日に必要なカリウムの量

110mgという量はどのくらいでしょうか。

  • 1日あたりのカリウム摂取量の目安は男性3,000mg以上、女性は2,600mg以上(食事摂取基準)
  • WHOのカリウム摂取基準量は男女ともに3510mg

3,000mgと聞くと、ワイン1杯から摂取できる110mgと言う量は少なく感じるかもしれませんが、食事から摂取しているカリウムに加えて嗜好品からも摂取できるなんて一石二鳥です。

カリウムの効果

カリウムは、細胞内液の浸透圧を調節して一定に保つ働きがあります。

ナトリウムを排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要な働きをします。

摂取量を増加することによって、血圧低下脳卒中予防骨粗鬆症予防につながることが動物実験や疫学研究によって分かっています。

カリウムは大量に摂取した場合にも体内で調節されるため過多になることは稀です。

そのため欧米では生活習慣病予防の観点から、より多くのカリウム摂取が推奨されているほどです。

「有機酸」

ワインにはたくさんの有機酸と呼ばれる成分が入っています。

中でもリンゴ酸酒石酸の2つが有機酸全体の約8割を占めています。

  • リンゴ酸(1,500〜3,500g)・・・繊維筋痛症の抑制、疲労回復、摂取目安量は1,200mg/日
  • 酒石酸(2,300〜2,600g)・・・疲労回復や整腸作用がある
  • クエン酸(微量)・・・・・・体内の乳酸を分解する、疲労回復
  • 酢酸(微量)
  • 乳酸(微量)
  • コハク酸(微量)

リンゴ酸はサプリメントとしても流通している成分です。

サプリメントの目安摂取量が1200mgであるのに対し、ワイン100ml中には充分なリンゴ酸が含まれていることがわかります。

酒石酸を8週間毎日2,000〜3,000g摂取した実験結果では、排便量が多く腸内通過時間が短く変化したことが分かっています。

参考 レーズンに結腸がんの予防効果|カリフォルニア・レーズンについてカリフォルニア・レーズン協会

 

【検証③】ワインに酸化防止剤は必要か

酸化防止剤の役割

市場に流通しているワインのほとんどに酸化防止剤が入っています。

「亜硫酸塩」と表示されていることが多く、その文字の毒々しさから倦厭する方も多いのではないでしょうか。

亜硫酸塩には殺菌作用があるので、収穫したぶどうに添加して菌の繁殖を抑えたりします。

ワインは熟成中に酸素に触れることでまろやかになったり、香りが豊かになったりしますが、度を超えると酸味が強くなったり香りがなくなってしまいます。

亜硫酸塩は、酸素に触れすぎてワインが劣化するのを防ぐ役割があるのです。

無添加・自然派ワイン

美味しいワインを作るのに欠かせない添加物もありますが、最近では無添加を謳った美味しいワインもたくさん流通しています。

大切なのは何が無添加なのかということです。

おいしくて安心なワインを楽しむために、表示や内容をよく確認してお気に入りのワインを探してみましょう。

筆者おすすめの無添加ワイン

1. メルシャン おいしい酸化防止剤無添加赤ワイン ふくよか赤

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ワインと酸素の接触を最小限にして、製造時の酸化を抑えるメルシャン独自のフレッシュ製法を採用して作られています。

持ち運びや飲み終わったボトルを捨てるときに便利なペットボトルにもこだわっていて、ワインの品質を守るコーティングを強化した「ワインのためのペットボトル」だそうです。

甘くコクのあるワインなので贅沢に料理に使っても便利な1本です。

2. はこだてわいん 酸化防止剤無添加ナイアガラ

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北海道産ナイアガラぶどうを100%使用したフレッシュで華やかな香りと、洋梨やライチのような甘さが特徴のワインです。

スーパーなどではあまり見かけませんが、安心で安価、そして美味しい三拍子揃ったとっておきおワインです。

3. シャトー勝沼 無添加赤わいん 辛口

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山梨県にある老舗ワイナリー・シャトー勝沼が、香り高いコンコードぶどうを使用し、酸化防止剤を無添加で醸造したワインです。

無添加ワインは甘目になることが多い中、甘さが控えられています。

4. レ・グラン・ザルブル ルージュ オーガニック

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こちらは化学肥料や殺虫剤を使わずに環境に配慮して栽培された有機栽培のぶどうから造られた、オーガニックワインです。

フランスの中辛口ですが、とても飲みやすく美味しいワインです。

 

結論

その1. 低カロリー&低糖質で太りにくい

ワインは低カロリー低糖質のバランスの良い飲み物であることがわかりました。

カロリーに関しては、食品栄養成分表では赤ワインも白ワインも同じでした。

 糖質の量も僅かに白ワインの方が多いですが、他のアルコール飲料に比べるとグンと低い数値です。

その2. アンチエイジング効果のある成分をたくさん含んでいる

加えて、ワインにはアントシアニンやタンニンを初めとするたくさんのポリフェノール、アミノ酸、カリウム、有機物などサプリメントにもなっている成分をたくさん含んでいることがわかりました。

その3. 酸化防止剤はワインの熟成に欠かせない成分

添加物としては抗酸化作用のあるものが使われていることがわかりましたが、どれも美味しく品質の安定したワインを作るには欠かせない物質です。

昨今では、こういった添加物不使用のワインやオーガニックワインもたくさん出ていますので、自分の体にあった美味しいワインを選びましょう!

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